まろやんの徒然猫草

草紙といえる程のものでも無い道端の猫草ですが、その時々の興味があることを書き連ねていきます。

この愛は、異端。 感想・考察(ネタバレ有り) 第2話

漫画『この愛は、異端。』感想・考察(ネタバレ有り) ~第2話~

 ※既読者向けの内容になりますので、未読の方は是非作品を先にご覧ください。

この愛は、異端。 1 (ヤングアニマルコミックス)

この愛は、異端。 1 (ヤングアニマルコミックス)

 

森山先生のツイッターを遡ると連載時の宣伝でおまけイラストがあるのが嬉しいです。各話とリンクした内容なのでこちらも見逃さないようにチェックしておきたいですね。

バアルの「仕事」内容などつゆ知らず、黒毛和牛の特上肩ロースのすき焼きを堪能するよしの。追加の卵ですらバアルに持ってこさせようとする辺り、よしのが本当に甘やかされてるのが伺えます。

そして先生のツイートにもあるように、第2話はかなり過激でインパクトの強い回でした。

こちらのインタビューにも書かれているように、当初は4巻程の構想だったのが連載開始時には2巻まで圧縮する方針になったものの、やはりストーリーの展開上3巻まで延ばしてもらったという誕生秘話があったようですね。

打ち切りや巻数圧縮での消化不良という結果にならなくて本当に良かったです。

 

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モデル体型のイケメンメガネに変身したバアル、よしのにとっては「いけめん過ぎてきんちょーする」から不評なんですね。それと13歳から見た29歳が「おっさん」という感覚、確かに10代前半から見た20代後半はそうでしたよね(遠い目)

ちなみにバアルの身長は人間体で約185cm 、本体で約2m、よしのは約154cmの設定らしいです。

 

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そんなよしのに好意を抱く大学の同級生、旭君。彼の外見はよしのにとってちょうどタイプの様ですが「恋に恋する乙女」状態のよしのはまだ彼の気持ちに気づいていませんね。

この当て馬旭君は後のバアルとよしのの関係を大きく左右するキーパーソンですが、全編を通してバアルに一番肩入れしてしまう私にとって、旭君が出る場面はどうしても辛くて読み飛ばし気味になってしまいます(笑)

 

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バアルが撮りためたアルバムを見返すよしの。この写真は深夜アニメを撮ってもらえなくて泣き喚いた、となってますが没設定のラフ時点では全く違うシチュエーションだったようですね。よしのを大事に大事に扱うバアルとして、18歳で線引きした現在の設定に軌道修正されて良かったです。

 

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絵を描くのが得意なよしのですが、その反面運動は苦手なようですね。そしておにぎりを4つも…ちょいちょい出てくるよしのの食いしん坊設定も好きです。でもどれだけ食べても太らないのはバアルの和食中心で健康的な料理のおかげか、あるいは脂肪が全部胸に蓄えられてるのか…。

 

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よしのに「仕事」の内容を問われ、涼しい作り笑顔でごまかすバアル。 本心を隠す「にこっ」はこの後も度々出てきますね。「仕事」の最中でもよしのからの電話に平然と対応したり(あまつさえ、高級和牛と引き換えに聞きたい台詞を要求したり…)うろたえたり動揺する様子が全くない辺りがとても悪魔らしいです。この時点では。

 

以上、第2話での諸々ポイントでした。